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2008年 09月 11日
天狗原の分岐を過ぎたころから、いよいよ本格的な登りが始まります。
1時間くらい登り、グリーンバンドのあたりに来た頃、うっすらと雲が晴れてきて、…槍ヶ岳が姿を見せ始めました。↓ 槍ヶ岳が見えると、やはり単純にうれしくなりますが…裏腹、そのあたりから本当にきつい登りが始まり、すでに半日歩いた身体にはなかなか堪えます。 やがて坊主岩小屋に到着、天狗原分岐から1時間くらいです。 槍ヶ岳を開山したといわれる修行僧、播隆が使用した岩小屋です。 いまから200年近く前のことだとか…いやいや驚嘆です。 岩小屋を過ぎたころから、さらに急登になり、ガレ場&つづら折りの登山道が延々つづきます。 まさに正念場の辛さですが、ここまで来ると槍ヶ岳の姿がはっきり見えて、さらに気分は盛り上がってきます。 ただ、聞いていたとおり…槍ヶ岳が見えてからが長い…というのは本当です。登れど登れど近づいて行く気がしなくて…辛いです。 小さいですが、右手に殺生ヒュッテ、そして肩のあたりに槍ヶ岳山荘もはっきり見えるようになりました。 ↓ 殺生ヒュッテの分岐を過ぎると、いよいよ槍ヶ岳山荘もすぐそこに見えるのですが・・・殺生ヒュッテ分岐から、さらに30分以上かかりました。 そうしてようやく…槍ヶ岳山荘に到着です。 やれやれ…時刻は14:45、上高地から実に8時間以上のながい道のりでした。 さて、夕刻までまだ少し時間があるので…早速登ってみることにしました。 山小屋で宿泊手続きを済ませ、空身になって槍ヶ岳山頂へ向かいました。 続く…
by mieux-s
| 2008-09-11 00:32
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