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2008年 07月 03日
…というわけで赤岳展望荘に到着し、荷物の整理を済ませ、早速晩ごはん!です。赤岳展望荘は、山小屋では極めて珍しい「バイキング形式」で、とっても豪華&食べ放題です。↓
ケーキまでついていてビックリの一言…3000メートルの稜線上にいるとは思えない食事です。 夕食時、カメラを持ち合わせていなかったので、サブさんが撮ってくれた写真です。 さらに赤岳展望荘には「五右衛門風呂」までありまして、これまたびっくり。ぼくは入浴しませんでしたが、スギモモ2.0号はのんびりお風呂に浸かっておりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 翌日は5:00に起床、5:30に朝ごはん、支度を済ませて7:00前に赤岳展望荘を出発しました。きれいな朝焼けとか期待して、4時頃から起きたりしてみたんですが、あいにくの曇り空&霧…の中のスタートとなりました。小屋を出るとすぐに急登が始まり、赤岳頂上までは40分程度の道のりです。 楽勝!と思っていた割には、けっこうきつい登りでした。 朝からの急登に息を切らせること45分、赤岳頂上小屋に到着! 頂上小屋から1分ほど歩いたところに、八ヶ岳主峰赤岳の山頂があります。 いやいや、念願かなってやっと踏むことができました!!よかったよかった! 本当はさらに阿弥陀岳…なんて思いましたが、天候もあまり良くなかったので、今回はこのまま下山することにしました。…といっても戻るわけじゃなくて、そのまま赤岳山頂を突き抜けて、文三郎尾根に入り、行者小屋を目指します。途中シャクナゲ(の一種とおもう)が綺麗だった。 ここから行者小屋まではまさに急降下していくんですが、途中カモシカ君がいてびっくらこいた! 小一時間ほど急降下を繰り返すと…ようやく行者小屋が見えてきました。登ってくる人がたくさんいても良い時間なのに、平日だからかひっそりしていました。 ここからは緩い下り坂になります。北沢とおなじように、美しいシラビソの森の中を降りていきます。マイナスイオンてんこ盛り…という感じで気持ちの良い帰りでした…が… このあたりから、サブさんの膝が壊れ始め(笑)、足がガクガク震え、ペースがガクンと落ち始め…たので、サブさんは背負えない(笑)けれども、ザックならということで…。ザック2個背負いなんて、小学生の時以来だったよ~。がんばれサブさん、もう少しだ! 途中、増水&流木?のせいで(だと思うんだけど)、登山道が変わってしまっていて、右岸、左岸が入り乱れてしまい、行き止まりになってしまったり…ちょっとてこずりました。こういう時は本当に登りよりも下りの方が迷いやすいよね、当たり前だけど…。気を引き締めて下山! 「サブさん お膝がガクガク」ペースだったので予定よりもちょっと時間がかかったものの、お昼過ぎには登山道入り口まで戻ってきました。いや~よかったよかった!!! というわけで、一泊二日の南八ヶ岳縦走は無事終了。 距離も時間もコンパクトな山行でしたが非常に中身の濃い山だと改めて感動しました。 実は8月の穂高に向けて、ウエアとか新しいものを試したりもした山行だったのです。CWXとかね、はじめて投入してみたんですよ(すげーよかった、おススメだよCWXは)。合羽も靴も昨年とは違うものだったので慣らしもかねてね。 このあと富士登山で高地トレーニング(笑)をして、8月には穂高に入りたいなと計画しています。 事故のない夏山シーズンを過ごしたいと思います!!
by mieux-s
| 2008-07-03 00:14
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